神社と犬の嗅覚

b0016054_22162712.jpgとある地方で、神社を見てまわって、すでに1年が経った。まだまだ100件ほどではあるが、それでも数をこなすうちに、神社のかもし出す独特の雰囲気というのを判別できるようになる。
たとえば、見ず知らずの土地を通りかかっても、「おや、この近くに神社がある」という、骨のにおいを嗅ぎつけた犬のような感覚になることがある。道の途中に、突然薄暗く、木々の深い場所。そこが神社のテリトリーである。
南方熊楠が、神社を守る運動(神社のほとんどを寺に変えようとした時期があったのだ、この国は。)をしていたのは、純粋に神社のコスモロジーの保護だったという。神社があるということで、その周辺の動植物は守られる対象になる。逆に、画像のような神社のテリトリー外は開発される(人間の利用する)ところとなる。要するに、神社の内側ということで、人の利益だけでは手がつけられないものとなるのだ。
環境保護?そんなのよりもっともっとおもしろいシステムのような気がするのは気のせいではないはずだ。
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by nakayamaharuna | 2005-02-03 22:43 | place


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