外国人(という言い方も妙ではあるが)に、日本料理をつくれるか、と聞かれたとき、思わずつくれない、と返してしまったことがある。
日本料理はひどく専門的で、私たちでさえ、そんなに毎日食べられるものではない、と思って必死にその旨を説明した。 頭に浮かぶ日本料理という言葉には、料亭や割烹などで食べることができる、少なくとも3千円以上はするそれで、ああいうのは職人さんがつくるもの。私たちが普段食べているのは、家庭料理といわれるあくまで和風のカジュアルなもの、という認識があることに気がついたのだ。 日本料理と和風。あくまでそれぞれの最終地点は異なるものである。いや、むしろ取り組む際のはじまりかたが大きく異なっている。 結局外人に何をつくったのかというと、ちらし寿司、天ぷら、みそ汁等。ただでさえ素材を集めるのが難しい異国の地で、素人が日本料理というものに無闇に頭をつっこんでは、失敗するのがオチである。 日本料理は素材が命。金沢はそのリベンジ。
by nakayamaharuna
| 2005-04-01 10:24
| Kanazawa
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