フランス、エジプト、アルジェリア

b0016054_0303857.jpg早稲田大の中にある英国風の建物。その向こうにある小野講堂でサファ・ファティ監督の《デリダ、異境から》を見る。
フランス語が錯綜する哲学のフィールドが、アートの畑にいる自分にとって新鮮で、愉快。が、フランス、エジプト、アルジェリアと、常に話の場所が移動していくのを、今、日本のここで聞いているのが、なんだか馬鹿らしくなってきた。ここで聞いている意味というのが希薄な気がしたのだ。哲学というのはそういうものなのだろうか。
デリダの言葉、映画の難しさとは別に、今、ここで自分は何をすべきなのかというのが、ふわふわと宙に浮かび、より難題のように感じられた。
うんうんとうなずき続けている聴衆に、何を理解しているのか、一寸の疑いもなく受け入れていいのか、と問いたくなった。
校内をふらふらと歩いていたら、新歓される。まだまだ自分は若いらしい。
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by nakayamaharuna | 2005-04-14 01:10 | place


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