蕎麦はバッチリ

b0016054_22444448.jpg唇にも味覚はあるのだろうかと尋ねられたら、私は「ある」と答えたい。
蕎麦をすする音や、熱いお茶をすするときのあの音などは、日本人特有のものの味わい方である。インド人がカレーをまず手でこねて味わうように、日本人のすするという所作は、なかなか難易度の高い作法のひとつなのだ。
ペットボトルのお茶の存在なんかに現れているように、外国人というわけではなく、すすれない日本人の若者が増えている。その音を恥じて"しない"のではなく、馴染みがないから"できない"らしい。
湯飲みにどう口をつけるかわからなかったり、熱々のお茶を猫舌だからと敬遠するのは、味覚のひとつが欠けたような、そんな物足りなさを感じてしまう。
音や唇の感じも、ひとつの味覚と考えていただきたい。蕎麦はバッチリすするのがよろしい。

画像は今が旬のお蕎麦の畑。新蕎麦がおいしい季節です。
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by nakayamaharuna | 2005-10-25 23:02 | place


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