上海のビルは

b0016054_2301621.jpg例えば丸かったり、とがっていたり、ビルそのものが巨大な電光掲示板になっていたりと、建築家のエゴっぽいデザインとも違う、なんとも全体主義的な、むちゃくちゃな都市計画である。
感覚的なものであるが、個ではなく全体が無理している感じなのだ。それが逆に湿っぽくなく愉快な気分にさせる。多くの人がこの都市を好むのがわかる気がする。
上海駅のように、表は極めて近代的に整備されているものの、裏が平屋建ての荒れた雰囲気のまるで舞台美術のような建物だとしても、その湿度は京都駅のジメジメしたものとはまるで逆なのである。極めてあっけらかんとやってのけているその様は、「明快」という言葉で表現すべきかどうかはわからないが、とにかくいろんなものが乾燥しているという印象。これもまた大陸文化か。
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by nakayamaharuna | 2006-04-04 01:17 | shanhai


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