カテゴリ:greece( 15 )

あさっての絵葉書

b0016054_150328.jpg... 心の中で「よいしょ」と言わないと、なかなかポストすることができない。せっかく書いて、切手まで貼ったのに、持って帰ってきてしまうことも幾たびかあった。この口惜しい気分はなににもいいかえることができないほどである。その起こりうる心の傷を、少しでも軽減しようと、いつしか購入する切手は7枚が定番になった。ささやかな、3枚の保険なのだ。
しかしこの骨を折る投函作業を乗り越えれば、あとは郵便というシステムが、素早く、シンプルに、相手まで運んでくれる。その確実さには大変好感を持って生きている。
そしてなにより、届いた葉書のにおいを嗅いでまで、喜んでくれる友人がいるので、どうしてもやめられない。
あさってからまた、絵葉書を書きます。
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by nakayamaharuna | 2006-03-25 15:06 | greece

切手を7枚ください。

b0016054_14244088.jpg言葉の通じない国で、唯一覚えようとする会話は、
「切手を7枚ください。日本まで。エアメイルで」
である。
勝手に「絵葉書仲間」として認識している人々は10名程度。一度の旅で出す葉書は移動するたびに同じ人に送りつけたりするので、本当は7枚では足りないのだが、それでも少し少なめに買う。なぜなら絵葉書は買うのも、書くのもたのしいけれど、投函するのがなかなか骨なのだ ...
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by nakayamaharuna | 2006-03-25 14:59 | greece

なくしました、携帯

b0016054_20184676.jpg今頃、ケチャップやマスタードと一緒に、火のなかかとおもわれます...

みなさんの連絡先も塵となって消えました。
南無阿弥陀仏

というわけで、わたくしめへの連絡は、しばらくPCのメールにお願いします。
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by nakayamaharuna | 2006-03-15 20:22 | greece

燃えたサボテン

b0016054_23333057.jpgよくできた深夜番組ゴールデンタイムに進出すると、そのほとんどがおもしろさを失うのは定番である。しかしながら、それでも続々と進出し続けるのは、単に高視聴率のための格上げ(ご褒美)ではなく、走り続けるその滑走を、あえて失速させるためなのではないだろうか。つまり、終わらせるたせるために、ゴールデンへ進むのである。ゴールデンタイムは、ある種のゴールであり、有終の美を与えるための、終了地点なのかもしれない。

サボテンの生命力には恐るべきものがある。切り取った枝部分は、放置しておくだけで根が出てくるし、なかなか枯れてくれない。あるときその様子が、わたしの中で愛らしいギズモから、グレムリンへと変わった。

終わりのないものにはそこはかとない恐怖感を抱いてしまうものである。ごめんなさいと謝りながら、6つのサボテンを燃やした。
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by nakayamaharuna | 2006-03-14 23:58 | greece

一日クルーズ

b0016054_23302511.jpg胃からこみあげてきそう。
近くはできるだけ見ない。
日記をつける。
地図を読む。
口癖を真似したり、
ルールのあることをする。
ずいぶん時間をつぶした気がする。

一日クルーズ!
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by nakayamaharuna | 2006-03-13 23:29 | greece

はとだんご

b0016054_21311969.jpgドバトはどこの国でも一緒だ。日本のドバトも、アテネのドバトも同じ。

だから鳩に餌をやる人も同じ。
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by nakayamaharuna | 2006-03-11 21:45 | greece

夜のブックフェアー

b0016054_20491890.jpg地中海の方面にはシエスタの習慣がある。ゆえにお店は3時頃から夕方まで閉まるところが多い。人が昼寝をするんだから、様々なサービスの類はストップする。
しかしながら、夜が長いのだ。夕ご飯をゆっくりととり、人々も暗くなってからいざ街へ繰り出す。
夜、アテネ大学の近くを歩いていたら、広場に大きなテントが光っている。中を覗くと、人と本が溢れてた。ブックフェアーだった。
トランクが一気に重くなる。
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by nakayamaharuna | 2006-03-11 21:15 | greece

夕暮れの赤いモヒカン

b0016054_23522790.jpg山に登って夕焼けを見ようと、ケーブルカーに乗る。30分に1本しかないため、待合所には人が多い。
流れっぱなしのメタクサのコマーシャルも見飽きた頃に、ケーブルカーが発車した。車内には目を引くパンク4人連れがいる。明らかにグループである。
彼らの背景について、友人と推測したりして到着までの時間をつぶす。海外在住の友人は、相手が目の前にいても日本語ならわからないだろうからと、至近距離でうわさ話をする癖がついている。このとき「パンク」とか「ロック」といったカタカナ言葉は、タブーとして暗黙の了解になる。
頂上に着くと、パンク達は映像を撮りはじめた。夕暮れを撮影する赤いモヒカン。絶景かな。
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by nakayamaharuna | 2006-03-09 22:11 | greece

太腿、そしてボンボン

b0016054_2302141.jpgミニスカートにタイツだから、どうしても目がいってしまうのは彼らの太腿。数日前にみたミラコレのモデルの、あらゆる部分よりも太そうである。顔よりも、胸よりも、尻なんかよりも。
この制服は、ミニスカート、タイツ、足先のフリンジ(ボンボン)が印象的な、無名戦士をまもる衛兵のもので、エウゾナスという。
足先のボンボンはギリシャ民族衣装のアイコン的な要素である。これには「かわいい」という日本人女子特有の感情がこみ上げてきて、おさえきれなくなる。
後日ボンボンのついたスリッパを購入す。
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by nakayamaharuna | 2006-03-07 23:34 | greece

目の前、p.30

b0016054_23272511.jpgバックパッカーの人が、「地球の歩き方」は持たないよ、だって全部書いてあるからつまらない、と言っていたのを思い出す。トーキング・ヘッズの人が、僕たちが人気だったのは、ラジオに出ていたから、ラジオに流れていた歌だからだ、といっていたのも思い出す。
すべてがメディアに導かれているのかな、と思うと怖くもあり、可笑しくもなる。
私の旅も、結局は「地球の歩き方」に書いてあることの確認作業でしかない。本に載っているこれが、確かにここにあった、という、わりと単純な作業である。
観光とはそういうものだ。だからつまらないし、だからこそ楽しい。
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by nakayamaharuna | 2006-03-06 23:32 | greece