カテゴリ:shanhai( 8 )

音がする

b0016054_2104768.jpg外界の音が遮断されて、身体の中の音がよく聞こえる。
今日は耳栓をして過ごした。
鼓動の音とか、足音ではない歩いている身体の音などが、身体のなかで鳴っているのである。
中でもものすごい音だったのが、なにかを食べる音、飲む音である。
大きな音を立てて入り込んでくる食べものは、あたかも外の象徴として出入りしているかのようであった。

日常使わない音域と感覚をフル稼働したので、疲労した。
くたくたになるまで遊べば、次はあしたが来るのみ。
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by nakayamaharuna | 2006-04-29 02:13 | shanhai

蓋の話云々

b0016054_22245362.jpg一日に何度トイレに行くか、などは数えたこともないが、トイレに行く回数の分だけトイレのドアを開け、ズボンをおろし、下着をおろす。必要とあらば便座の蓋を開け、用を済ませば水を流し、服を元に戻して手を洗う。
今までこの一連の動作はまるで個々人の作法のごとく毎回決まった順番・内容で行われてきた。が、今では便器や便座の種類によってその作法をフレキシブルに行っていかなければならなくなっている。
たとえば水を流すレバーは様々なボタンとして我々の前に現れ、INAXのノンタッチ便フタ開閉機能のように便座の蓋をあげるかあげないか、のような基本的な動作でさえ多様性を持ってきた。
現在では常識となっている手を差し出すと水の出る流しや、自動で水を流してくれる機能、またドライタオルなどの排泄に関わるオートメーション化は、いつの日かわれわれの排泄さえも省いてしまうのだろうか。さらに言及すれば、空腹の感覚を解消するぐーぴたっや、食事そのものを省くためのウィダー・イン・ゼリーのような商品のように、排泄感やそれに費やす時間さえもいつかは消えてなくなるのかもしれない。
便座の蓋が自動で開くというマシーンリーなホスピタリティに触れ、そのような論を繰り広げる云々。トイレは物思いにふける場所なのである。
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by nakayamaharuna | 2006-04-25 22:39 | shanhai

口は内臓の入り口です

b0016054_23584553.jpgなぜ口内炎になるのか
・ビタミンB1、B2の不足
・ストレス
・胃の疲れ

治し方
・ビタミンB類を摂る
・健康的な生活
・根気

メモ
・口内を噛んで口内炎に繋がるパターンは、どうやら口内のむくみが原因らしい。

参考 口内炎と戦う!

口が内臓の入り口と考えると、口内炎もただものではないように思われます。
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by nakayamaharuna | 2006-04-18 00:08 | shanhai

考え事遊び

b0016054_14085.jpg犬や猫は、どんなに家族の一員といわれるようになっても、テーブルについて一緒に食事をしたり、会話して笑ったりはできない。
お箸も使えないし、カップを持ってコーヒーを飲むこともできない。手のかたちも、口のかたちも違うのである。彼らの顔は口と鼻の部分が前に出ており、どう考えても、われわれと同じような暮らしができるとは思えない。
そういうものが、身近にいることが不思議でしょうがない。家族や恋人として、ペットを大切にしている人たちが、極めて自然に彼らと暮らしているのを考えると、私はおもしろくてしょうがない。

オチのない話であるが、犬や猫をそういう風に人間ではない異として考えると、人間らしさとは何なのかが際立ってくる。食事をする意味、会話をする意味、洋服を着る意味等々。

というような考え事の遊びが大好きである。日曜日だもの。
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by nakayamaharuna | 2006-04-16 01:21 | shanhai

あまどいのナショナリティ

b0016054_11384675.jpg上海の街を歩いていると、建物の情景がゆっくりと変化し、味わい深い思いがする。
パジャマのおじさんがぶらりぶらりと散歩しているような中国の下町らしい通りから、急にオランダに来たような煉瓦造りの屋敷群。はたまた屋台が並ぶ活気溢れる市場の通り。
バラックのような住宅が密集する迷路のような通りを迷っていたら、急に変な気分になった。立ち止まって付近をよくよく観察してみる。屋根の下に雨樋があった。

上海の街は19世紀中頃からヨーロッパの茶貿易に巻き込まれ、アヘン戦争を経て、不平等な開港を強いられるとう弱い立場に置かれてきた。それ以降、イギリス、フランスなどが租界を開き、日本も追って中国侵略の拠点として居住地を作った。そういう苦しい歴史が、この街の魅力をそこはかとなく深めている。

雨樋のある住宅は、かつて日本人が住んでいたという証しなのだ。
ちょっとした雨の落ち方ひとつにナショナリティを感じて、気が遠くなる。
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by nakayamaharuna | 2006-04-09 11:39 | shanhai

雑伎のお知らせ

b0016054_9132884.jpg4月13日(木)12:00〜14:00、東京芸術大学 芸大アートプラザおよび中庭にて、バーバラ・ネーミッツ氏が編著した『ピンク 現代美術と社会におけるあらわになる色』の出版記念パーティーがあります。
2005年9月に行われたピンクのパーティーの続編です!
参加フリーなのでみなさま食べに来てください。

今回の雑伎もソロ活動です☆
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by nakayamaharuna | 2006-04-06 09:14 | shanhai

三つ編みと甘栗とカバン

b0016054_21593960.jpgいろんな顔をした、いろんな中国人が上海には集まる。
ブラウンのジャケットの下にパンパンにセーターを着込んでいる者。減速する地下鉄に飛び乗ろうと走る者(ドアは閉まってるのに)。甘栗を買い込むおばあちゃん達も、よくよく見ると三つ編みの先がブツンと切られた不思議な恰好をしている。カバンのかけ方もちょっと普通ではない。
普通、がなんなのか定かではないが、そういう人たちの集まる場所が上海。ちぐはぐが普通の、ドライな雰囲気が居心地いい。
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by nakayamaharuna | 2006-04-04 22:29 | shanhai

上海のビルは

b0016054_2301621.jpg例えば丸かったり、とがっていたり、ビルそのものが巨大な電光掲示板になっていたりと、建築家のエゴっぽいデザインとも違う、なんとも全体主義的な、むちゃくちゃな都市計画である。
感覚的なものであるが、個ではなく全体が無理している感じなのだ。それが逆に湿っぽくなく愉快な気分にさせる。多くの人がこの都市を好むのがわかる気がする。
上海駅のように、表は極めて近代的に整備されているものの、裏が平屋建ての荒れた雰囲気のまるで舞台美術のような建物だとしても、その湿度は京都駅のジメジメしたものとはまるで逆なのである。極めてあっけらかんとやってのけているその様は、「明快」という言葉で表現すべきかどうかはわからないが、とにかくいろんなものが乾燥しているという印象。これもまた大陸文化か。
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by nakayamaharuna | 2006-04-04 01:17 | shanhai