ゴリラ用のペレット。
ニホンザル用のは見たこともあったが、さすがにゴリラ用ともなると4cmくらいあり、人間の食べる乾パン(よくよく考えると、あれもヒト用のペレットの一種か)よりずいぶん大きい。 柑橘系の良いにおいがして、こういうお菓子もあるんじゃないだろうかとおもう。が、見た目のおいしそう、という感覚はまったく無視されている。一見して排泄物と酷似しているし、ゴリラに味覚があるのだったら、それを完全に無視している気がした。 最近のペットフードのパッケージを見ても、ずいぶんと人間の食べものに近づいてきていることがわかる。しかし、動物に食べものの形態を見分ける味覚はあるのだろうか。ペットフードのデザイン性は、動物のためのそれではなく、商品を選ぶ消費者=ヒトを対象としたものであるのは間違いない。もし動物に形態から読みとる味覚があったとしたら、それは造形力などにつながって来るに違いない。 こっそり味見してみたゴリラ用のペレットは、ボソボソとしたものの、甘酸っぱいさわやかな味がした。かたちを無視すれば、悪くないかもしれない。なんだかおもしろいことができそうな、そんな動物園の調理室。
by nakayamaharuna
| 2005-03-28 12:24
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